上映が終わった瞬間の感想は表題の通り『ポッピンQ』に似ている、である。
本作を銀英伝の登場人物に例えるならメルカッツがふさわしいだろう。本作はラインハルトのように華麗な作画というわけでもなければ、ヤンのように奇策めいた演出が披露されるわけでもない。だが、原作をまるでメルカッツの用兵のように、端正な作画と基本に…
Hello world といえば、プログラミング言語を学ぶ際に最初に学ぶプログラムの通称として知られています。本作のタイトルは本作の舞台がプログラムによって作られた仮想世界であることとから名づけられたものと思われますが、それ以外にもラストの展開を踏ま…
今回記事で取り上げる『BanG Dream! FILM LIVE』ですが、まあ、表題の通りです。いいところが無いわけではないのですが、同様に一つのライブをそのまま一本の映画にした『劇場版うたプリ』と比較するとどうしても数段落ちると言わざるを得ない評価になりま…
本作は作品外の事情について言及されることが多く、作品の内容についての話題が埋もれがちです。本記事では作品の評価に話題を絞って語っていきます。
予告ではギャグっぽく描かれていますし、実際このシーンは勘違いなのですが、原作では本エピソードのめぐみんを皮切りに、3人のヒロイン(ただし、某駄女神は除く。)と次々にフラグを建てていくことになる、ターニングポイントとなるエピソードを映画化し…
日本のアニメーション映画において剣と魔法の王道ファンタジーは鬼門といっても良いジャンルで、これまでに多くの作品が公開されては特に話題になることもなく消えていくということを繰り返しています。 本作についても同様の状況に陥りつつあります。どうし…
本記事では『ONE PIECE STAMPEDE』でどのキャラが活躍するかをネタバレなしで紹介しています。映画館に足を運ぶ前に、お目当てのキャラが活躍しているか本記事で確認してはいかがでしょうか。
原作の『ドラクエV』に思い入れの強い者であるほど、自分だったらこういった展開にするのにとの強い思いを持つことになります。そういった意味において本作のタイトルに『ユア・ストーリー』とつけられているのは絶妙と言えます。
ここ数年のポケモン映画はテレビシリーズとはリンクしない親子2世代を対象としたリメイク作品または完全オリジナル作品が続いているわけですが、本作は劇場版第1作の『劇場版ポケットモンスター ミューツーの逆襲』を全編3DCGでリメイクした作品です。
イルミネーション作品については個人的な印象として、ミニオンをはじめとしたキャラクターの魅力とは裏腹に、脚本・構成の完成度がピクサー等と比べてかなり劣る印象がありますが、残念ながら本作でもその印象は覆ることはありませんでした。
英単語のWeatherには動詞として「(嵐や困難を)乗り越える」という意味があります。つまり Weathering with you とは、「貴方とともに困難を乗り越える」といった意味になります。ここから、本作は主人公とヒロインが何らかの危機を二人で乗り切る話なんだ…
転職先で不遇をかこつかつてのエース社員が昔の恋人にあったことをきっかけに長年の同僚と別れてフリーランスとして独立する。みたいな話だなと。
テレビアニメシリーズのファンであっても総集編映画は見ないという人は決して少なくありません。ですが、『Free!』シリーズにおいてそれは危険な行為です。本シリーズはすでに2020年夏に完全新作劇場版が公開されることが決定しています。 もしも貴方がその…
『うたプリ』には関心があるが手をだすのは躊躇している。そんなあなたにこそ本作をおすすめします。